あなたは毎日何時間寝ていますか?
働いている人の平均的な睡眠時間は6時間台前半だそうです。
これは理想的とされる7時間よりはやや短い結果で、疲労が蓄積することを考えるとあまり良いことではありません。
でも、理想的とされる7時間には異論もあります。
というのも、睡眠リズムは1時間半の90分が一セットとして繰り返されることがわかっているからです。
睡眠にはREM睡眠とノンREM睡眠があります。
REM睡眠と言うのはRapid Eye Movementと言われる、寝ているのに眼球がしきりに動く状態です。
この状態では睡眠は浅めで、夢を見るのもこの時間だし、金縛りにあう時もこの時間だと言われています。
夢かうつつか、なんていいますが、本当に夢の世界と現実の世界の狭間にいるときであり、夢もここで見ると言うものです。
一方、ノンREM睡眠はオーソ睡眠とも呼ばれる深い眠りです。
ここでは脳の活動はしていないわけではないものの、夢としての記憶は残らないそうです。
ここは通常であれば死んだようにぐったり眠っていると言うような静かな眠りの状態なのですが、たまに活動的になる場合があります。
それは病的な状態です。
有名なものは夢遊病ですね。
故郷を離れて暮らす少女が夜な夜な寄宿舎の廊下や階段をさまようというエピソードが何かの子供向けの話の中に出てきて子ども心に怖かったことを思い出します。
小さな子供の場合はこれが夜驚症として出現します。
突然驚愕の表情や絶叫と共に立ち上がり、何も見ないで突っ走ったりします。
インフルエンザなどに感染して急激に熱が上がった後にも似たような症状が起こり、運が悪いとマンションから飛び降りて亡くなったりしますよね。
で、何が話したかったかと言うと、起きるときには眠りの浅いREM睡眠で目覚めた方がスムースに元気に目覚めることができると言うことです。
急に起こされた人が一瞬わけわからないで混乱したり、ボーっとしたりしている場合は、可哀そうに深い眠りから急に引き起こされたからです。
これは脳に負担を与えるので、あまりさわやかに目覚めることができませんので避けたいのです。
寝入りばなはREM睡眠ですぐに夢を見ます。
それからしばらくして深い眠りに陥っていきます。
そして、この二つの睡眠のセットは90分単位で繰り返されるので、できれば90分単位で睡眠をとって目覚めた方が、起きるのが容易なのです。
これは、朝起きるときまで熟睡できたという感覚にもつながり、疲労からの回復の度合いが良いのです。
だから7時間ではなく、7時間半が理想的な睡眠時間だと言うわけです。
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