ダイエット茶と呼ばれる種類のお茶があります。
減肥茶と呼ばれるたぐいで、ネットでは、中国4000年の歴史の素晴らしい効果をうたったものが多いですよね。
楽天などでも評価の高いものはたくさんあります。
しかし一口に「減肥茶」といっても、これは中身は本当にバラバラです。
特に注意しなければならないのが輸入代理店を経ないで直接海外から買える製品です。
(国内の輸入業者が輸入して販売しているものはほぼ大丈夫です。)
ネットで直接買える減肥茶には中国の小さな家内制手工業のような様々なメーカーから、果てはドイツの大きなハーブティーのメーカーまで、製法も成分も異なる様々な製品が販売されています。
それぞれについて成分を確かめる必要があります。
減肥茶で痩せると言う、その主な効果は下剤としてのものです。
中でもよく含まれているものはセンナというセンナというアフリカ原産のマメ科の植物です。
これに含まれるセンノシドと言う成分が腸の蠕動を活発にする作用があります。
実は、センナの葉や実からとれるセンノシドは薬事法では薬物扱いです。
ですが、茎の部分にはこれもセンノシドが含まれているにも関わらずに薬事法を逃れているので、これがお茶の主成分として利用されています。
そして中国製のよく効く減肥茶には、葉や実の部分がこっそり混ぜ込まれているというのです。
つまり、薬事法に違反して販売されている下剤を毎日お茶だと思って飲んでいることになります。
(プルゼニドと言う下剤をご存知ですか?あれを数個、お茶代わりに飲んでるようなものです。)
たしかにね、便秘が治れば
新陳代謝が上がることから痩せていくと言えるのですが、センナを毎日多量に飲み続けるのには問題があります。
腸がだんだん反応しなくなって馬鹿になってしまうことです。
死ぬまで毎日減肥茶を飲み続ければいいじゃん、そう思うのであれば止めませんが、次第に効かなくなっていく可能性があります。
歳をとってから毎日何リットルもセンナ茶を飲めるもんじゃないです。
頼るのはほどほどにしてください。
それと、下剤でお通じを確保するからと言ってそれで脂肪が出ていくわけではありません。
あくまでも基礎代謝を上げることで、寝ている間にさえも痩せていく。
その基本は忘れないでくださいね。
コーヒーを飲む日と減肥茶を飲む日を交互にする、そのぐらいの気は配ってみてください。
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